2007年ペルー地震現地調査報告(2)


壊れた家から金庫を運び出す人たち(泥棒かどうかは誰も知らない)

6畳ほどのこのテント内で3家族(14人)が暮らし、交替で寝ているそうだ。毛布、食料、トイレが不足していると訴える(イカ市)被災者は約8万人

トタンとダンボールの手作り小屋は「すきま風が寒く、体中が痛い」という68歳の病人(イカ市ポィート地区)
 
礼拝堂が崩壊し死者7人、重軽傷者67人・イグレシア・セニョール・ルーレン教会(イカ市)

ピスコ市長(左の地に堕ちたポスター)は家族が死んだことに嘆き公務一時放棄、市民の非難を浴びた
 
病院が壊れたため出張医療にあたるも医薬品が不足、破傷風や感染症蔓延が懸念される(イカ市)

資機材、技術者などが不足し電気水道などインフラ復旧には数ヶ月かかると見られている(ピスコ市)
 
テントもない被災者たちが水食料を求めて早朝から長蛇の列つくる避難場所(8月23日・ピスコ市内)
今回の現地調査にあたって、安全確保と目的達成のためにイマヒナ&エスパシオのジャン・バルバラン・裕子バルバランさんに大変お世話になりました。末筆ながら心より御礼申し上げます(ナスカの地上絵、インカの歴史などペルー観光は地震の影響を全く受けていません。
ペルーに行くことがペルーを応援することになります。そのとき日本語ガイドや旅行のことを相談するのでしたらまずここをおお勧めします)
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