その1サマール島「ギワンの奇跡」その2、タクロバンその3、オルモック・パロその他現地調査写真レポート

2013年フィリピンボホール島地震 現地調査写真レポート/山村武彦

★ボホール島でM7.2の直下型地震
 2013年10月15日午前8時20分頃(現地時間)、フィリピンボホール島中部サグバヤン(SAGBAYAN)南西4辧Εルメン附近を震源とするマグニチュード7.2の地震が発生、震源の深さ約19辧この地震により多数の建物が倒壊し、建物の下敷きになるなどして198人(うちセブ島で10人)が死亡。
 地震の翌月、今度は超大型台風30号がフィリピン中部を襲ったが、ボホール島では台風による被害がほとんどなかったとのこと。
★震源付近に高さ3m長さ5キロメートルの断層崖(以下地震断層)出現(下の写真)


主要道路から脇道に入ったイナバンガ・アノマン地区の畑の真ん中に大揺れと共に地震断層が出現

高いところで約3.5m、5キロメートルほど亀裂が続いている


地震断層上部にはいくつかの亀裂が見られる


地震断層の目の前にある家も壊れていない




写真中央の男性はELINDさん(70歳)で、この地震断層から60mほど離れた家(下の写真)に住んでいる
10月15日は休日で、午前8時20分頃突然地鳴りと共に大きな揺れを感じ、慌てて家から飛び出した
外に出ると、畑の真ん中から茶色い土煙が上がり、ゴーッと音を立ててみるみる地震断層が表れたという
元々この場所はなだらかな丘に通じるほぼ平らな畑だったそうだ
地震断層の直近にもかかわらず、ELINDさんの家は少しずれただけでまったく壊れていない
ELINDさんには、この地震断層は貴重なので子供が遊ばないように、ロープを張るなど大切に保存するように伝えた
ニッパ椰子葺きの家はほとんど損壊していない 
ERINNDさんの家の向こうに地震断層が見える

地震断層から約800mの位置にあるこの建物も全く損傷していない

サグバヤン(SAGBAYAN)市役所
地表に現れた地震断層から10勸幣緡イ譴疹貊蠅任眦感撻灰鵐リート造りの建物に被害が出ている


フィリピンで最も古いロボックのサント・ニーニョ教会(Santo Nino)が崩壊(地震前の外観・下の写真)
この教会はフィリピンでは最古の教会で世界遺産級の文化財とされていた

サント・ニーニョ教会前の石灰岩づくりの鐘楼も倒壊

地元の人は「金持ちの家が壊れ、貧乏人の家は壊れない」と、少し愉快そうに言っていた




主に大理石でできた高さ30〜50mの草に覆われた円錐形の山が1268個も並び
季節によって色が変わり観光名所となっている「チョコレート・ヒル」もいくつか崩壊した

チョコレートヒルの展望台

チョコレート・ヒル展望台の頂上のバルコニーが地震で損壊
 展望台から眺めたチョコレート・ヒルの山々

その1サマール島「ギワンの奇跡」その2、タクロバンその3、オルモック・パロその他現地調査写真レポート

今回の調査のコーディネーターを務めて下さったのはセブ島のジエイアールエクスプレス・前野社長
被災地の厳しい交通事情などを考え、セブからレイテへ自社の車をフェリーで先乗りさせ待機させるなど、見事な心配りでした
スタッフの人達も私のスケジュールがスムーズに運ぶように、全面的にバックアップしてくれ大変感謝しています
セブ島は台風の影響はほとんどなく、美しい海と治安の良いリゾートとして楽しめます
フィリピンを応援するためにもフィリピンに行ってあげてください
行く前にジエイアールエクスプレス・前野社長にご相談されることをお勧めします
(東京サポートデスク:050-3136-8177)

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