防災講演会 防災アドバイザー 災害に学ぶ 防災の本 教訓を生かせ 奥尻島の悲劇 阪神大震災 インド西部地震
1993年9月30日インド・マハラシュトラ州地震(山村撮影)

一瞬の地震で崩れた家

遺体を運ぶ人たち

遺体を荼毘に付す準備をする人々

自宅跡で生活用品を探す

避難場所の子供

野外の仮設学校
1993年9月30日にもグジャラード州に隣接するマハラシュトラ州サスプールを中心としてM6.4の地震が発生し、約3万人が死亡。掘り出された遺体は、伝染病を防ぐため、近くの広場に積まれて、次々と火葬にされました。現地調査に行った私は、おびただしい数の立ちのぼる煙を、やりきれない気持ちで唇を噛みしめて見つめました。インドは全体が貧しく、建築基準法が徹底できないこともあり、建物は日干し煉瓦造りが多く、鉄筋コンクリート造りも鉄筋量が少ないように思われます。貧しさゆえに犠牲となった遺体を燃やす煙は、心がいたみます。
そして、2001年、悲劇は再びインド西部地震が起きてしまいました。犠牲者のご冥福を心よりお祈りいたします。
グアム島地震の奇跡
1993年8月8日午後6時35分、グアム島を襲った地震はマグニチュード8.1。この大きな地震にも関わらず死者はゼロ、軽傷者約50人。まさに奇跡です。
 なぜ、これほど被害が少なかったのでしょうか。その要因は発生時間、地形、堅固な地盤などもありますが、台風の通り道のこの島で生きていくためのリスク・マネジメント(建築規制が厳しく、住宅は平屋建てが多く、非常用飲料水も各家庭で準備している))がしっかりできていたと言われています。
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