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台風・ゲリラ豪雨・洪水・土砂災害・落雷・竜巻・特別警報対策

 日本は陸地の70%が山間地であり、世界最大の大陸と世界最大の海の間にあるため、台風、前線など気象的にも世界有数の多雨、亜熱帯的地勢です。毎年台風や集中豪雨などにより洪水、土砂災害、落雷、竜巻などが多発しています。このところ異常気象により大気が不安定になることが多く、過去にない大雨・洪水・土砂災害、局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)が発生し、過去に発生したことのない場所でも内水氾濫、洪水、がけ崩れ、土石流の危険性が高まっています。とくに最近は各地で記録的豪雨が頻発し、極めて短時間に住宅浸水や土砂災害が発生し深刻な被害をもたらしています。
 異常気象時代、今後も記録的な猛暑、豪雨、豪雪、突風などの極端気象となる可能性があります。このサイトでは200カ所を超える災害調査から学んだ教訓をご紹介します。ご参考になれば幸いです。
防災・危機管理アドバイザー 山村武彦

雨の降り方と強さ
気象用語  降雨量の目安(時間雨量)  降り方・強さ・危険性の目安
 やや強い雨  10〜20ミリ未満  ザーザーと降り、地面一面に水たまりができるような雨、この程度の雨でも長く降り続く場合は災害への注意が必要。
 強い雨  20〜30ミリ未満  土砂降りで、傘をさしていても濡れてしまうような雨。側溝や下水、小さな河川があふれ、小規模のがけ崩れの心配もある。低地、危険区域は注意が必要。
 激しい雨  30〜50ミリ未満  バケツをひっくり返したような雨。道路が川のようになり、山崩れ、がけ崩れなどの土砂災害発生の危険がある。土砂災害警戒区域や急傾斜地の付近では避難準備。危険区域は「念のため、明るいうちの自主避難」が大切。
 非常に強い雨  50〜80ミリ未満  滝のように雨が降り、傘が全く役に立たたない。あたりが水しぶきで白っぽくなり、先が見えない。マンホールから水が噴出したり、中小河川が氾濫し、土砂災害が発生・拡大する危険性が高く、警戒が必要。
 猛烈な雨  80舒幣  息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じるような雨。雨による大規模災害発生のおそれが極めて高く、厳重な警戒が必要。
※この雨が降ると気象庁から「記録的短時間大雨情報」が出されることがある。
※雨が長く降り続いている場合、上流や周辺で集中豪雨が発生している場合、それほど強い雨でなくても洪水や土砂災害への注意と警戒が必要。
気象予報
特別警報(2013年8月30日〜運用開始)
・注意報/災害が起こるおそれのあるときに注意を呼び掛ける予報
・警報/重大な災害が起こるおそれがのあるときに警戒を呼びかけて行う予報。
・特別警報(2013年8月30日より運用開始)/重大な災害の危険性が差し迫っている場合に命を守る行動を呼びかける予報。
※特別警報が出ていないからといって安心してはいけません。注意報・警報、土砂災害警戒情報でも災害発生のおそれがあります。現在、避難情報が出ていなくても、周囲の状況で危険と思ったら「念のため、明るいうちの自主避難」が大切です。

特別警報と命を守る行動
命を守る行動(立ち退き避難と屋内安全確保)
 気象庁から特別警報が発表されるとテレビやラジオなどで報道され、市町村からも「直ちに命を守るため最善の行動をとってください」というような呼びかけがあります。では、大雨特別警報が発表された場合の「命を守る行動」とはどんな行動をいうのでしょうか。この場合、その家の位置、地形などの状況によってその避難方法も異なります。
 例えば、家の裏が急傾斜地であれば、土砂災害(がけ崩れ、土石流、地すべり)の恐れがあります。直ちに安全な場所への「立ち退き避難」が必要です。ただ、すでに夜間であったり、濁流や豪雨などで避難が困難な場合は無理せず、斜面から離れた2階の部屋に避難する「屋内安全確保」を選択します。また、川の流域に家があれば、浸水や流失の危険性がありますので直ちに安全な避難場所へ「立ち退き避難」します。しかし、流失のおそれがない家の場合でも低地であれば浸水のおそれがありますので、二階などへ避難する「屋内安全確保」等の行動を取る必要があります。市区町村の防災無線、広報車、エリアメール、テレビ、ラジオなどで広報される避難情報にも注意が必要です。(特別警報が出されると市町村から何らかの避難情報が出されます)
☆雨が小降りになった後に洪水、土砂災害が発生する場合もあります。警報などが解除されるまで厳重な警戒が必要です。
☆特別警報が出された周辺地域でも警戒が必要です。

避難情報
避難情報
避難情報は様々な情報と危険度を考えて市区町村が避難が必要と判断した場合、住民に対して発表されます。
“鯑饅猗情報/住民に対して避難の準備呼びかけるとともに、高齢者や障がい者などの災害時要援護者に対して、早めの段階で避難行動を開始することを求めるものです。
避難勧告/災害によって被害が予想される地域の住民に対して、避難を勧めるものです。
H鯑饂惻─申嗣韻紡个掘避難勧告よりも強く避難を求めるものです。避難勧告よりも急を要する場合は人に被害が出る危険性が非常に高まった場合に発表します。ただちに避難行動を開始してください。

避難の選択肢
避難の種類
[韻泙襦紳流などで外に出ることが危険な場合や、夜間などで避難途上で遭難する危険性がある場合、すぐに流失の危険性がないと判断した場合はその場(自宅)に留まる。浸水や孤立のおそれがあればただちに救助を要請し救助隊を待ちます。その間、出来るだけ高い場所へ移動。浸水し危険が迫ってきた場合は、天井を破って屋根の上で待ちます。(屋内安全確保)
⊃眥照鯑顱仁失の危険はなくても洪水のおそれがある場合、自宅や隣接建物の2階以上の高いところへ避難します。(屋内安全確保)
水平避難(指定避難場所)/市区町村が指定している体育館などの避難場所にします。(立ち退き避難)
た緤身鯑顱蔽凌諭親せき宅など)/同じ水平避難なのですが、指定避難場所への避難でなく、安全な知人や親せきの家などに避難します。(立ち退き避難)
※2009年8月に発生した佐用水害では、佐用川支流の幕山川沿いの町営団地に住む住人が夜8時ごろ避難場所の小学校に避難する途中で8人が流されてしまいました。これは夜間、濁流の中の避難がいかに困難で危険であるかを物語っています。同じ佐用町で避難勧告が出たのに避難しなかった(自宅に留まった)地域の人々は床上浸水はしたものの二階等などに避難して全員無事だった地域もあります。また、指定避難場所までの経路が危険と判断し、知人宅へ避難して助かった人たちもいます。命を守る行動としての避難行動は、その場所、状況などによって異なりますので、状況に合わせて臨機応変に対応を選択する必要があります。

※街中で突然ゲリラ豪雨に遭遇したら・・
 ゲリラ豪雨、雷雨、竜巻、降雹などをもたらす平均的積乱雲の大きさは約10卍度です。ですから、積乱雲による集中豪雨はぜいぜい30分程度で弱まる可能性が高いので、街中で突然ゲリラ豪雨に遭遇した場合、安全なビルの中に避難してゲリラ豪雨をやり過ごすことが大切です。
 しかし、短時間に想定外の大雨が降ると排水能力(時間雨量50弌砲鯆兇┐襪燭疆垰垠真絣欧発生する危険性があります。ですから浸水する可能性のある低地から離れること、地下や地下街から出て安全なビルの2階以上に避難する必要があります。ゲリラ豪雨が発生する場合は、落雷、竜巻、突風、降雹なども同時に発生する可能性があるので合わせて注意が必要です。

山村武彦の水害・土砂災害対策5原則
 崗霾鵑和圓燭困法⊆分で取りにいく」
◆岷鵑の避難場所より、近くの二階」
「念のため、明るいうちの自主避難」
ぁ嵌鯑饂は、隣人・弱者に声かけて」
ァ嵋漂劼蓮⊆助と近助と助け合い」

 XバンドMPレーダー雨量情報 降水・雷・竜巻レーダーナウキャスト
避難するときの注意
緊急避難の心得
 ゝぞ歉霾鵝併間あたり降雨量、警報、注意報)、防災情報(避難指示、避難勧告、避難準備情報)に注意。
◆ー屬波鯑颪靴覆ぁ併間あたり20舒幣紊旅濘緡未妊錺ぅ僉爾聾かず、また、路面が冠水するとブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象)可能性があります)、アンダーパス(低地の立体交差道路)などに突っ込むと身動きできなくなる可能性があります。
 浸水が40〜50僂砲覆襪罰鯵きドアは開かなくなるので、早期自主避難が大切。
ぁ/賛紊進行すると歩行が困難になります。成人で30〜50cm以上になると歩行困難となります。そうなったら無理をせず救援を呼ぶか救助を待ちます。
ァ 岷鵑の避難所より、近くの2階」流失の危険性のない低地に住いがある場合、濁流の中を遠くまで避難するのは危険。近くの二階家に避難させてもらうことです。(屋内安全確保)
Α[ち退き避難をするときは隣近所に声を掛け合って避難してください。とくに要援護者の支援は隣人の役目です。「近助の精神
А“鯑饉堝瓜里修譴召譴ロープをつかんで避難します。
─_拱は最小限にし、極力両手を開けて避難します(持ち出すものは命だけ、荷物を持っているとバランスを崩しやすい)
 冠水箇所や濁水の中には、マンホールや側溝のフタが外れていたり、急に深いところがあったり、障害物などのおそれもありますので、長めの「探り棒」をもって前を探りながら進みます。
 避難するときはヘルメット、手袋、雨具、長ズボン、長袖シャツで、懐中電灯、ラジオを持って避難します。
 長靴は水が入ると動けなくなりますので、脱げにくい紐の歩きやすいスニーカーなどで避難します。
 火の元、ガスの元栓、電気のブレーカーを閉じ、戸締まりして避難します。
 半地下・地下室には近寄らない。
 川、側溝、橋、マンホールに近づかない(様子を見に行かない)
※ハイドロプレーニング(hydroplaning)現象とは、自動車などが水の溜まった路面などを走行中に、タイヤと路面の間に水が入り込み、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる現象。水膜現象ともいう。

普段の備え「近助の精神」    
★普段、降雨時の「雨の日散歩」
 雨が降ったら降雨量によって周囲の状況を平常時に確認しておくと、豪雨の際に水の濁り方小石や土砂の流れ具合などで土砂災害や鉄砲水に発展するかの異常を見分け、早期自主避難の判断目安になります。平常時と異常時の違いや濁流の流れる方向などを普段から確認しておくと良いでしょう。私はあまり激しくない雨の日の「雨の日散歩」をおすすめします。
★自前のハザードマップづくり
 行政などが作成する洪水ハザードマップは、洪水が発生した場合被害を受ける可能性がある地域を示すものです。しかし、いざというとき必要なのは避難経路の危険箇所(マンホール、側溝、小河川)なのです。濁流で冠水した場合、そうした危険箇所が見えなくなります。避難途上にふたの外れたマンホールや側溝に落ちて犠牲となるケースが圧倒的に多いのです。自宅からの避難経路にある危険箇所などを確認しておき、自前のハザードマップに位置を記入しておくことが大切です。「安全とは、与えられるものではなく、自ら努力して勝ち取るものなのです」
★家の外回り防災片付け「防災大掃除」

 水害に備え、排水溝の清掃や周囲の片付けなど「防災大掃除」を季節の変わり目など定期的に実施する必要があります。家の周りにあるもので強風などで飛ばされる可能性のあるバルコニーのプランタンや物干し台などもしっかり固定したり片付けます。また、屋根、塀、壁などの点検、補強も台風が来る前に普段から行っておくべきです。
★大雨に備えて近助で「側溝」「雨どい」清掃
大雨シーズン前に向こう三軒両隣に声掛け合って、側溝の清掃を行いましょう。体の不自由な人は高齢者がいたら自宅だけでなく雨どいの清掃などを手伝ってあげるとよいと思います。防災は自助と近助(近くの人が助け合う)と共助が大切です。
★浸水対策「誰でもできる「手作り止水版、手作り簡易水嚢」
 浸水する可能性のある出入り口などには、豪雨時などいざというとき、水の侵入を防ぐための土嚢袋を用意しておくと良いのですが、一般家庭で泥や砂を用意することは困難です。そこで、誰でも作れる手作り止水版、手作り水嚢を提案します。道路際、玄関だけでなく一戸建ての場合は基礎部分の空気抜き(ガラリ)の部分にも配置して浸水を防ぐ手立てが必要です。
―估り口に長めの板を置き、水圧で倒れないように40箸離乾濛泙鯑鷭鼎砲靴匿紊鯣省ほど入れ段ボールの箱に入れて並べる。
土を入れたプランターをレジャーシートで巻いて止水板とする
そのほか、水を吸い込むとふくらんで土嚢袋と同じ働きをする「吸水ゲル水嚢なども市販されていますので、予め準備しておく。
水を入れたポリタンクを並べレジャーシートなどでくるむ
★低地住宅は便器・排水溝からの排水溝逆流浸水に備える
 ゲリラ豪雨などの水害時は、1階のトイレや浴室・洗濯機などの排水溝から泥水が逆流して「排水溝逆流浸水」が発生し室内から泥水が噴き出す恐れがあります。低地住宅ではゲリラ豪雨や瞬間洪水の恐れがある場合は次のような排水溝逆流防止対策をお勧めします。
・45リットル程度のごみ袋を二枚重ねにして20リットルくらい水を入れます。そして少し空気を抜いてしっかり縛ります。それを1階のトイレ便器の中、浴室・浴槽・洗濯機の排水溝などの上に載せます。簡易泥水逆流防止対策になります。
         
        
★家庭にあるもので浸水対策(写真参照)、水のうの作り方と応用
 低地の住宅ではゲリラ豪雨などで周囲の排水能力を超えると、排水溝などの水位と水圧が高くなります。すると室内の浴室排水溝やトイレなどから泥水が逆流してくる危険性がありますのでその対策を伝授します。玄関、半地下駐車場などの浸水防止対策の場合。都市部では土のうをつくろうとしても土や砂が手に入りにくい時があります。そこで、身の回りにあるもので土のうの代わりに水のうをつくって逆流防止と浸水対策を行います。
 40〜45板度のごみ袋を二枚重ね、そこへ水を入れます。
◆ゞ気を押し出し袋の口をねじって縛ります。
ぁ,風呂場、浴槽の排水溝の上に乗せ逆流浸水を防ぎます
ァ.肇ぅ譴諒愆錣涼罎砲眇紊里Δ鮠茲撒嬶浸水を防ぎます
Α仝軸悄⊇估り口、半地下の入り口などに防水シートを敷いた上に段ボール箱を並べ、その中に水のうを入れます。
А/紊里Δ鯑れた段ボール箱を防水シートで包むと、手作り止水板の出来上がりです。
★「ハザードマップ」と「防水対策」
 付近に洪水のおそれのある河川があったり、低地、急傾斜地で水害や土砂災害のおそれがある家は事前にハザードマップなどを入手しておきます。そして、室内の防水対策をしておきます。
_氾点宿覆簑臉擇覆發里録賛紊靴討眸鏗欧鮗けないように高所や二階に移動します。
電気のコンセントは漏電、短絡、感電などの障害になる可能性がありますので、低い位置にあるものは浸水しても大丈夫な場所に移設する。
★「避難所、避難経路の確認」「遠くの避難場所より近くの二階」
 平常時にいざというときの避難場所、避難経路を実地に歩いてみる必要があります。ただし、大きな河川の近くで氾濫や洪水によって家が流されるおそれがある場合は、高台や近くの鉄筋コンクリート造りの3階以上に避難すべきですが。都会のゲリラ豪雨時は遠くの避難場所へ避難するより隣近所の二階以上に避難させてもらうほうが安全です。また、たとえ避難勧告が発令されても、夜間や濁流による周囲にあふれている時は、自宅にとどまるほうが良いか、脱出すべきかを良く考えてから避難してください。佐用町水害参照
★非常用品備蓄
 水道、電気、ガスなどが止まり、道路が寸断される可能性があります。ライフライン途絶を想定し水、食料、日用品、カセットコンロ、カセットボンベ、予備電池、防水懐中電灯、携帯電話充電器、医薬品、ランタンなど、1週間は暮らせる準備が大切。そして季節の変わり目には点検をしておきましょう。
★緊急連絡、家族防災会議、防災訓練
 予め、緊急連絡方法、落ち合い場所などを決めておく必要があります。そのために年に一度は家族・隣人防災会議を開き、防災訓練をしておくと良いと思います。自助と共助の間、向こう三軒両隣が助け合う「近助の精神」が大切です。
★防災情報収集準備
 ゲリラ豪雨になってから情報を集めるのではなく、事前に情報収集準備が大切。「ハザードマップポータルサイト」「XバンドMPレーダー雨量情報」「降水・雷・竜巻レーダーナウキャスト」「川の防災情報サイト(国交省)」や、ゲリラ豪雨メール、市区町村の防災メール登録、エリアメールなどをいつでも見れるようにしておくといいでしょう。
★早期避難に勝る対策なし
 夜間に入って濁流の中を避難するのは危険。気象情報や周囲の状況に注意して、危険となる可能性があれば「明るいうちに念のため避難」を心がけましょう。洪水、土砂災害対策は「早期避難に勝る対策なし」です。

非常持ち出し袋
避難用非常持ち出し袋とその中身
 ^豌箸飽豸弔任呂覆、家族一人一人に合わせて一個ずつ非常持ち出し袋を用意します。
◆|綢悗─▲織ル、石けん、持病の医薬品、衛生ウエットティッシュ、飲料水、ジェル食料、カロリー食品、予備電池、緊急連絡先など
 高齢者、乳幼児がいる場合は必需品を選んで用意しておきます。
ぁ.撻奪箸魯撻奪判蒜饂楡澆覆匹鉾鯑颪気擦泙后
ァ,任れば避難所体験宿泊訓練などを自主防災組織などで実施しておくと良いでしょう。

ゲリラ豪雨の予兆(目安)
こんな時は大雨・ゲリラ豪雨に注意!
 ‥卦ね淑鵑法崕蠅砲茲蠅砲錣雨」「大気の状態が不安定」「大雨、落雷、突風、竜巻、雹(ひょう)」のキーワード。
◆)漂匍ぞ歉霾鵑如崑膠・洪水警報」「大雨・洪水特別警報」「周辺や川の上流で大雨」
 川の水かさが急に増えてきたり、濁ったり、木の葉や枝、ごみなどが大量に流れてくる。
ぁ〕詭弔聞こえたり、雷光が見えたりする。
ァ.劵筌辰箸靴仁笋燭どが急に吹き出す。
Α‖舂海留や雹(ひょう)が降り出す。
А々い雲が広がり、急に暗くなる。
降水・雷・竜巻レーダーナウキャスト
で自分のいる地域の情報を入手し、危険が迫っていたらただちに安全な場所に退避する。

土砂災害(がけ崩れ・土石流など)の予兆(目安)
こんな時は土砂災害(がけ崩れ、土石流など)に注意し早期自主避難
 〇柿澗里うなるような山鳴り
◆ー侈未諒儼繊亀裂
 いつもと違う樹木の傾き
ぁ〆切れの音
ァー侈未ら腐った土や花火の火薬のような臭いがする
Α\遒凌紊箘羝与紊濁る
Аー侈未ら水がわき出す
─ー侈未ら泥水や小石がバラバラと落ちてくる
 川の水が急に止った(上流で一時的に堰き止められている可能性あり)
 上流あるいは周辺で大雨が降っている
 長雨が降り続いた後に、集中豪雨
 川底をゴロゴロ石や土砂が流れている
 急に木の葉、ごみ、樹木が流れてくる

落雷の知識
落雷の知識
 上空に寒気があり大気が不安定になると、広域で激しい雷雨・落雷の恐れがあります。また、上空に強い寒気がない場合でも低層に湿度の高い気流(湿舌)が流れ込んできた場合も雷雲が発生しやすくなります。これはゲリラ豪雨、竜巻、突風、あられ、雹(ひょう)の発生条件とほぼ同じです。
 雷雲は雲の単位(セル)で構成され、単一セルだけの雷雲(成熟期直径=4〜10卍度)であれば寿命は通常約45分間程度、多数のセルが発達する雷雲(多重セル)の寿命は数時間〜6時間程度です。雷雲の移動速度は通常時速5〜40辧C碓譽札襪梁度は速いが、多重セルの速度は遅い。雷雲の進行方向は上空の風向きによりますが、前線の場合は前線の移動方向に進むことが多いようです。
 次の落雷は、前の落雷位置から0〜30卍度離れた場所で起こり、発生確率が高いのは3〜4厠イ譴疹貊蠅任后10厠イ譴疹貊蠅乃こる確率は約20%程度といわれ、次の落雷は、前の落雷が起きてから0〜10分経過後に起こります。もっとも頻度が高いのは15〜16秒後、しかし、0.1秒後に落ちたこともあり「次の落雷の安全時間」は原則として存在しません。(落雷のメカニズム等はまだ解明されていないことも多い)
 稲妻は、20〜50m進んではいったん停止をくりかえします。停止する時間は約10万分の5秒程度でその後また20〜50m進みます。稲妻はこうしたステップを踏みながら平均速度は約20万m/秒で進んでいきます。
 稲妻が、地面・建物・樹木などに落雷する直前に停止位置まできますと、今度は落雷場所の地面・建物・樹木などから「上昇リーダ」と呼ばれる迎えの放電が発生します。上空から来た稲妻の最終ステップの長さ(20〜50m)と、下から伸びていく上昇リーダの長さの合計を電撃距離といいます。雷の電流量によって異なりますが電撃距離は、20〜300mになると推定されています。
 つまり、雷は、落雷場所として背の高いモノをねらって落ちるわけではありません。山の峰、高い樹木、高層建築物など背の高いモノに雷が落ちる確率が高いのは、稲妻のステップ停止位置と上昇リーダとの距離が電撃距離以内になる確率が高いためといわれています。その際、落雷するモノ(人体、樹木、建物、金属類など)の導電性はほぼ無視されるようです。
 日本における落雷による死傷者は平均年間14.8人(2000〜2009年・警察庁調べ)。最悪の落雷といわれているのはは1967年の西穂高落雷遭難事故で、死者11人・負傷者人という人的被害を出しています。落雷による人身事故の内訳をみると、直接人体に落雷する「直撃落雷」が一番多く57%、樹木などに落ちた雷が樹の幹を離れ数m以内にいる人の体を通って地面に達する「側撃落雷事故」が30%程度です。落雷による人身事故の多くは体内に電流が流れ込むことにより起こり、落雷死の直接死因は呼吸停止、心拍停止です。ただ直撃落雷を受けても人体の表面を電流が通って地面に流れた場合は生存率が高いといわれています。また、落雷を受けた場所や状況によって、意識喪失や身体のしびれなどで転落死や溺死するケースもあります。海面や湖面に落雷した場合、落雷位置から約20m以内にいた人が、死亡又は重傷を負うケースが多くあります。
落雷から身を守る 
落雷から身を守るには
 ‖腟い不安定なとき、雷注意報がでたら落雷を警戒し、レーダーナウキャストなどで情報収集し行動する
◆〕詭弔聞こえ始めたら、落雷危険区域に入っていると自覚し安全な場所に移動する
 雷は雨が降る前に発生し、落雷する(激しい雨が降り出してから避難では間に合わない場合がある)
ぁ〕覬世消滅するまで、落雷の危険性がある
ァー木に近寄らない。樹木(小枝。葉っぱを含め)から4m以上離れる
Α ̄が降っても傘は差さない。
А仝由阿任蓮▲團奪吋襦釣竿、ゴルフクラブなど長い物体は素材に関わらず、身体から離し地面に寝かせる。
─…磴せ兩を取る(寝そべらず、両足の間隔を狭くしてしゃがみ、指で両耳穴をふさぐ。両足を開いていると、落雷時に地面を流れる電流が体を流れ負傷しやすくなる)
 避難する場合は、コンクリートの建築物、戸建て住宅など本格木造建築物の中に避難する。
 屋内に避難した場合でも屋外アンテナにつながるテレビなどから2m以上、電話から1m以上、水道管・ガス栓、蛇口から1m以上離れる
 河川・湖水・海、ブール(屋内プールを含む)から上がり、離れる。
 ゴルフ場などは避雷小屋かクラブハウス内に避難する(避雷設備のない山小屋、トタン屋根の小屋、あずま屋などは危険)
 屋外にいたら車の中に避難する。車内では電装品に触れず手は膝の上に置く。(オープンカー、ゴルフ場のカートは危険)
 送電鉄塔などから4m以上離れる(できれば30m以上離れる)
亜_鯵阿任匹Δ靴討眸鯑颪垢訃貊蠅ない場合は、浸水の恐れがない橋の下、乾いた窪地や溝に身体を横たえる
院[咫森から離れる
押.謄鵐函Ε咫璽船僖薀愁襪ら離れる(ポールなどに落雷の危険)
※ 樹木の間に張ったビニールシートの下の雨宿りも危険
※ 雷雨の中、堤防や能動を自転車やオートバイで走行するのは危険
※ 山頂、尾根、ダムや堤防の上、河川敷、田畑、海岸、海上、湖上は危険
※ サーフィン、サーフボード、水上オートバイ、避雷針のないヨットや漁船は危険
※ ゴルフ場、屋外プール、屋根のない観客席も危険
※落雷対策として100%絶対安全な場所というのはありません。そんな中で少しでも安全性の高いところへ避難することが大切です。
※例えば原則として車の中は安全としていますが、高速道路走行中の車のアンテナに落雷しトランク内が炎上したこともあります。
※落雷を受けて動けない人がいたら
・平らな所に寝かせ気道確保(肩の下に高さ10cm程度のモノをあてて、顎を上げ頭を低くして気道を確保する)
・声を掛け、脈拍と呼吸を調べる
・救急車を呼ぶ(近くの人に依頼する)
・脈拍と呼吸が止まっていてもあきらめないで、心臓マッサージと人工呼吸を交互に繰り返す。(過去日本で4人蘇生例あり)
・脈拍と呼吸があっても意識を失っている場合、救急車を待ちながら声を掛け続ける。
・意識がある場合、鼓膜が破けて耳が聞こえない場合がある。被害者がパニックに陥らないように落ち着かせて救急車を待つ。
・体にやけどを見つけた場合、水で冷やす。
※身に着けている金属類(ヘアピン、アクセサリー、金属製の時計、カメラ、ラジオ、金具付の衣服)が雷を引き寄せることはありませんんので、それよりできるだけ早く安全ゾーンへ移動することが大切です。人体に落雷した場合、金属に電流が流れやけどすることがありますが、体内に電流が流れるのを防いでくれる働きもあるといわれています。

竜巻から身を守る
竜巻から身を守る
竜巻前兆現象
★大気不安定、雷注意報、竜巻注意情報
★天気予報で「大気が不安定」「雷雨」「にわか雨」などは落雷・竜巻・ゲリラ豪雨の危険キーワード
★急に暗くなり、冷たい風や突風が吹く
★雹(ヒョウ)が降る
★垂れたまっ黒な雲が広がる(灰色の雲が黒くなってきたら危険)
★土、砂、木の葉、枝、建物の残骸などが飛ぶ
★気圧が急降下(又は急上昇)で耳がキーんと鳴ったり異常音を感じる
◎竜巻が発生したら!
室内にいた場合

★窓の少ない頑丈そうな部屋に避難する
★二階より一階、一階より地下が安全
★雨戸、シャッター、カーテンを閉じる
★窓や開口部から離れる
★部屋の中央で身体を伏せ両腕で頭と首筋を守る姿勢をとる
★浴槽の中に身体を低くして身を隠す
★窓が両側にある部屋は危険(風が突き抜ける可能性がある)
屋外にいたら
★電柱・街灯などの構造物から離れる
★送電線、送電鉄塔、樹木から離れる
★山頂、尾根、ダムや堤防の上、川、河川敷、田畑、海岸、海、湖、橋から離れる
★車、自転車、バイクから離れ、頑丈そうな建物に避難
★テント、ビーチパラソルなどから離れる
★鉄筋コンクリートの建物内に避難する。避難させてもらう。
★壊れたり飛ばされそうなプレハブ、トタン屋根の小屋、ビニールハウス、仮設構造物から離れる
★野原など、避難する場所がない場合は、身体が収まる水路、窪みなどに身を伏せ両手で頭と首筋を保護する
★車、自転車、バイク等で避難しない
★ベンチ、標識、看板などから離れる
★ヘルメット、長袖、長ズボン、ゴーグルが近くにあれば着用する
★できるだけ荷物は持たない

土砂災害防止法、急傾斜地・土砂災害警戒区域
土砂災害防止法(平成12年4月27日成立・同5月8日公布・平成13年4月1日施行)
 土砂災害防止法とは、土砂災害から住民の生命を守るため、土砂災害のおそれのある区域を明らかにし、危険の周知、警戒避難体制
の整備、住宅等の新規立地抑制、既存住宅の移転促進等及びソフト対策を推進するもの。(正式には「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」という)
土砂災害防止法制定の経緯
 平成11年6月29日に広島県呉で開発された住宅地等が被災し死者24名を出す大規模な土砂災害が発生したことを受けて、「総合的な土砂災害対策に関するプロジェクトチーム」が発足し平成12年4月27日に国会で成立した。
土砂災害防止法における主のな内容
1,基礎調査の実施(渓流や斜面及びその下流など土砂災害により被害を受けるおそれのある区域について、地形、地質等を調査する)
2,区域の指定(基礎調査に基づき土砂最愛のおそれのある区域を指定する)
土砂災害警戒区域
 土砂災害警戒区域とは傾斜度30度以上で高さが5m以上の区域・急傾斜地の上端から水平距離が10m以内の区域・急傾斜地の下端から急傾斜地の高さの2倍(50m)を超える場合は50m)以内の地域。土石流の発生のおそれのある渓流において、扇頂部から下流で勾配が2度以上の区域。及び下記地域。
イ、地滑り区域(地滑りしている区域又は地滑りするおそれのある区域)
ロ、地滑り区域下端から地滑り地塊の長さに相当する距離(250mを超える場合は250m)の範囲内の区域。
〇堋村地域防災計画への記載(警戒区域ごとに警戒避難体制に関する事項をさだめること)
警戒態勢の整備(市町村長は土砂災害に関する情報の伝達方法、避難地に関する事項その他を住民に周知させるよう努めること)
土砂災害特別警戒区域
土石等の移動により、建築物に作用する力の大きさが通常の建築物が土石等の移動等に対して住民の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれのある損壊を生ずることなく耐えることのできる力の大きさを上回る区域。
イ、特定の開発行為に対する許可制(住宅地分譲、社会福祉施設、学校、医療施設などのための開発行為については都道府県知事の許可が必要となる)
ロ、建築物の構造規制(居室を有する建築物については建築確認が必要となる)
ハ、建築物の移転等の勧告及び支援措置(都道府県知事は、急傾斜地の崩壊等が発生した場合には特別警戒区域に存する居室を有する建築部に損壊が生じ、住民等の生命又は身体に著しい危害が生ずるおそれが大きいと認めるときは、当該建築物の所有者、管理者又は占有者に対し、当該建築物の移転その他吐瀉災害を防止し、又は軽減するために必要な措置をとることを勧告することができる。移転される方が希望すれば次の斡旋支援措置をとる。
―斬雍睛燦庫の融資
△け地近接等危険住宅移転事業による補助
ニ、宅地建物取引における措置(特定の開発行為においては都道府県知事の許可を受けた後でなければ当該宅地の広告、売買契約の締結が行えない。また、宅地建物取引業者は当該宅地又は建物の売買等にあたり特定の開発行為の許可について重要事項説明を行うことが義務づけられている)

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